ハウスの魅力は価格、そして、季節、天候に左右されずに
作業ができること。大切な機械を守れる安心感。
- 飯豊町
- 稲作農家
- 二瓶 則明さん
二瓶さんは「米づくり」、私どもは「ものづくり」
製作者同士、言葉にしなくても想いが通じ合いました。
二瓶さんはあまりうるさいことを言わないお客様なので、だからこそ、絶対に二瓶さんの想いに応えたいと、私どもも職人も気持ちが一つになって、満足いただけるものを完成させました。二瓶さんの米づくり、私どものものづくり、言葉にしなくても根っこの理念は同じなので通じ合えたのだと思います。
これから10年スパンでいろいろなことを
お願いしたい。安心して相談できる会社です。
- 小国町
- ミニトマト農家
- 渡部 正仁さん
ここは設立して6年目になりますが、ミニトマトを作っています。私は、もともと実家が稲作農家でした。手伝ってもらえないかと言われて来ましたが、今年で4年目、になります。もう抜け出せなくなって、今に至っています。
ハウスは全部で14棟あって、 1棟はトマト以外の野菜を作っていますが、ほかは全部ミニトマトです。ハウスの部材は全部丸石産業で、工事はもともとここの立ち上げをした建設会社でやりました。当時は6次産業化で農家組織として始めたのですが、私は後で入ったのでその当時はいませんでした。
この地域は雪が多いところなので、知らない間に積もって、雪の被害にあいまして、直してもらいました。本当はもっといろいろなところを直したりしてお願いしたいのですが、資金もいるので10年スパンで考えてやっていきたいと思っています。
ハウスの中を風が通るようにして受粉させています。トマトは暑い夏のイメージがありますが、30度過ぎるとダメなんです。通年でやっている人もいますけど、冬場はやらないです。ただ、昨年は12月まで収穫していたので、今年も遅くまでやろうと思っています。うちのトマトはコストとそれ以上にたっぷりと愛情をかけて育てています。
パイプは最高の太さのものを曲げて
いますので強度がぜんぜん違います。
渡部さんのハウス部材は全部当社で、パイプは最高の太さのを曲げて使っていただいています。見た目も立派なハウスで強度もしっかりしています。
自然環境、作業効率。要望を伝えたら
あとは信頼して提案を待ちます。
- 飯豊町
- きゅうり、おかひじき、花壇苗農家
- 厚母 稔さん
私もカミさんも東京で、山形には親戚も誰もいないんですよ。2000年に結婚して、2001年に八王子から飯豊に来ました。きっかけは、会社員をやっていたんですが結構きつい仕事で、身体的にもこのままでいいのかと思っていました。農業のように自分で作るものがやりたいと思って探しているうちに、東京で「田舎に住んで農業しませんか」みたいなフェアに行きました。どこのブースに行っても「難しいよ」って言うんですけど、飯豊のブースの人だけが「大丈夫だ。一緒にやろう」って言ってくれたので、Iターンでここに来ました。
研修独立まで国の制度を使って、研修先の人のおかげでスムーズに独立できました。あそこに見えているパイプハウスは、全然違う場所にあったんですけど、自分で組み立てるならと、その方からいただいたんです。プロから見たら違うとかいろいろあるかもしれないですが、自分で組み立てたんですよ。今、きゅうり作っていますけど、それが最初です。農業を始めた当初は花壇苗をやっていたのですが、今はきゅうりが主でおかひじきと花壇苗を作っています。
3年くらい前に見積をお願いしました。やはり、ここは雪と風があるので強度ですよね、そのあたりの話を聞かせてもらったのが丸石産業とのきっかけですね。価格はおさえたいけど、いかに丈夫かと雪、風の対策とか、いろいろ相談しました。「飯豊の雪と風、知っていますよね⁈」って言ってね。技術的なことはわからないから、パイプの角度とか太さとか、お任せするしかないので、「あとは大丈夫だよね」って信頼して言うだけです。
パイプハウスはオーダーメイドなんですね。やはり心づもりがありますから、その中で作業効率とか自然環境のことを含めて要望を伝えます。県の補助事業を活用したいので、納期など、本当にいろいろとお話させていただきます。私的には、最初の経験から自分で作ったやり方が安心できるから、オーソドックスなパイプハウスがいいと思っているので、それに対して、強度とか、いろいろと提案していただいています。
パイプハウスでのお客様の作業効率、
収益性をあげるためには生の声が大切です。
厚母様からどういうハウスが欲しいのかをよくお聞きしないと見積は出せません。しっかりお話を伺って、どんなパイプで角度はどう曲げるか、どんな金具を使用するか、お客様の作業効率と収益性をあげるためには生の声がとても大切だと思っています。
丸石産業とのきっかけは、農業資材と肥料を扱う会社と取引がはじまって、育苗のハウスを建てたいという話をしたら、ビニールハウスの部材の会社があると紹介されたのが最初かな。
倉庫みたいな感じのハウスを建てられるかどうか聞いて、自分が建てたい大きさ、入口の大きさも全部大丈夫だということでお願いしたのね。ただ、やっぱり風が心配だったな、現に風で飛ばされたハウスを見ているし、ここ、飯豊の突風はすごいのよ。雪の量も多いけど、風と雪で吹雪。だから、ハウスを建てる時に一番は風がこわかった。
実は地元の大工さんに、これくらいの格納庫を建てるとどれくらいの金額になるか、おおよその値段を教えてもらったら、なかなかの金額なわけ。ビニールハウスの魅力は、大きさに対しての価格、それが一番だよね。風と雪に耐えられるのであれば、ハウスはいいよね。もし木造の小屋にしたら固定資産税がかかるし、その前に田んぼには建物は建てられないけど、ハウスなら建てててもいいし、増やしたい時に増やしたり、もし農業を辞めるのであれば解体もできるというのもいいよね。
ハウスには、大事な機械の収納と軽トラ3台入れている。ハウスが出来る前に機械を入れていたところが作業小屋になった。それまでは、作業する期間は機械を全部外に出して、機械にシートをかけて外に置くんだけど、雨が降ったりすると外に置くのは嫌だったもの。機械は高価だからね、何かあったら心配だもの。それが、今は大きな機械の出し入れしなくてもいいし、軽トラにも作業の機械乗せているけど、そのまま出し入れ出来きる。いちいち機械を降ろさなくいいから作業効率がいい。それだけじゃなくて、やっぱり機械を守れる安心感もあるから精神的にもいいよね。